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福島封筒の挑戦と
封筒業界の将来性

当メディアは株式会社福島封筒をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
目次
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社員一人ひとりが「人として」成長することを何よりも大切にする福島封筒の福島代表に、封筒だからこそ生み出せる価値、そして時代を切り開く福島封筒の成長戦略についてお聞きしました。

前向き・思いやり・素直な心
「人としての土台」を
大切にしたい
株式会社福島封筒
代表取締役 福島 和美
福島社長

中学卒業後、サッカー留学のため単身ブラジルへ。帰国後は建設・引越などの現場仕事を経験し、ケガをきっかけに福島封筒に入社。現場での実務を経て、二代目として代表に就任。「人としてのあり方を土台にした成長」を信念に、社員一人ひとりが自分の“成功”をつかめる会社づくりを目指しています。

「何をやるか」より
「誰とやるか」が大事

中学で単身ブラジルへ。夢と
挫折と「社長」という選択

「僕のキャリアはちょっと変わっているかもしれません。

中学校を卒業して、すぐにサッカーでブラジル留学をしました。当時の夢はプロサッカー選手。しかし、現実は厳しかった。2年ほどで帰国し、夢を諦めることになりました。そこからは、日雇いのとび職や引っ越しの仕事をしながら、その日暮らしの生活を続け、仲間と酒を飲んだり、街でスケートボードをしたり…正直、10代の頃は自分が何をしたいのか、分からないまま過ごしていました。

そんなある日、スケートボードでの大ケガで足の骨を粉砕して動けなくなり、父親から『お前、どこにも勤められないだろう』と言われ、福島封筒に連れてこられたんです。それが、この会社との出会いです。」

「真面目でがんばり屋」
そんな人たちが集まる会社

「『福島封筒ってどんな会社ですか?』と聞かれたら、真面目でがんばり屋さんが多い会社だと答えます。 工場で働くスタッフたちは、あいさつをしっかりして、気配りができて、すごく素直な人が多いです。派手さはないけれど、誠実でまっすぐな人が多い。そこが一番の強みかもしれません。

製造と営業、それぞれの仕事は違っていて、理解し合うのが難しい部分もあります。でも僕は、『混ざり合わなくても、同じ方向には進める』と思っています。ですので、僕は新しく入社した人にも難しいことは求めません。とにかく『あいさつ、感謝、気配り』この3つを大事にしてほしいと思っています。

もう一つは、ノンバーバルコミュニケーションをテーマとしています。例えば、怒った顔で『ありがとう』と言っても、相手には感謝の気持ちが伝わらないですよね。だから、自然に気持ちが伝わる関係づくりを心掛けています。」

成長の軸は「専門性」より
「人としてのあり方」

福島封筒の仕事は専門的で
ニッチな技術が多い

機械の様子

「封筒製造の現場には、専門的でニッチな技術が多くあります。でも僕は『うちの専門スキルは、人生の武器になりますよ』とは、あまり言いません。大事なのは、スキルの土台になる“人としてのあり方”だと思っているからです。

例えば、毎日の学習習慣、仲間との関わり方、自分を高めようとする姿勢。そういう“あり方”がしっかりしていれば、どんな技術でも自分のものにできるし、どんな時代でも応用できるものです。

専門知識というのは、AIがどんどん進化していく現代においては、いずれ古くなるものですが、人としての土台は一生モノ。人生を豊かに過ごすための力って、資格や技術だけではないし、『この人と一緒に働きたい』と思ってもらえるような人間性なんじゃないかと、僕は思います。」

「この人と働きたい」と
思われる人間になろう

「仕事って、家族より長い時間を過ごす場所ですよね。だから、何をやるかより、誰とやるかが大事だと思っています。

福島封筒と同じく、封筒を作る会社は他にもあります。でも、ここ(福島封筒)で働く意味は、自分がどう変われるか、誰と一緒にいるかにあると思っています。実際、僕たちが目指しているのは、ただの仲良しグループではありません。言いたいことが言えるからこそ、互いに高め合える。本音で言い合えて、切磋琢磨できる。そんな“お互いの成長を応援できる職場”というところに、ここで働く価値があると思っています。

僕がよく社員に伝えるのは、『心理的安全性は、指摘し合うためにある』ということです。嫌なことでも素直に伝え合える関係性があれば、いい仕事ができる。そういう職場の空気を、僕は本気でつくろうとしています。」

「封筒業界」の今と未来、
そして挑戦

未来は「封筒のほうがいい」
時代へ

「ペーパーレス化が加速し、郵便料金の値上げも相まって、近年は書類やダイレクトメールを紙で送るという行為そのものが減少傾向にあります。その一方で、EC商品を安全に届けるための封筒や、企業の想いを伝える“ブランドツール”として、封筒の価値が再注目される場面も増えてきました。

また、今はメールやチャット、SNSなど、みんながデジタルでつながる時代です。封筒でなければいけない場面は、契約や法律関連などの一部の重要なやりとりくらいかもしれません。

だからこそ、この時代を逆手にとって、僕たちは『封筒のほうがいい』と思われる場面を増やしていきたいんです。大切な相手に何かを届けたいときや、中に何が入ってるか分からなくても、封筒を手に取った瞬間にワクワクするような体験ができる。封筒には、そうした価値が秘められていると思います。」

福島封筒が目指す
「ベストワンカンパニー」

「これからの挑戦は、大きく3つあると考えています。

  1. 封筒業界で最後まで「選ばれる封筒屋さん」になること
  2. 紙や封筒にこだわらず、これまで培ってきた価値を活かした「新しい商品や市場」をつくっていくこと
  3. 福島封筒の考え方に共感できる会社と「一緒にチャレンジ」していくこと

未来の福島封筒をつくるのは、今ここにいない“誰か”かもしれない。そんなワクワクを抱きながら、新しい仲間を待っています。」

応援するサッカーチームと
一緒に、自分たちも
進化していきたい

「僕たちは今、〈クリアソン新宿〉というJFLのサッカーチームを応援しています。クリアソン新宿の理念“創造で、世の中に感動を生み出す”という言葉に、強く共感しています。

夢と現実のバランスをとりながら、サッカーという舞台で全力を尽くしている選手の姿がある。そんなチームの成長を応援することで、僕たち自身も『こうありたい』と思えるんです。社員がユニフォームを着て一緒に応援したり、試合に行ったり、その場から感じる誇りと志を共有することで、社員同士にも自然な一体感が生まれてほしいなと考えています。

サッカーというのは、人体の中でも不器用とされる部分で行うスポーツです。だから、失敗を重ねながら成長していく姿勢が必要なんです。その挑戦の姿に、自分たちの働き方を重ねてみる。そんな想いを持った人たちが集まる福島封筒は、「あ、なんかいいな」と感じてもらえるんじゃないかと思いますし、そんな空気のある会社でありたいと思っています。」

自分の人生を“どう生きるか”を考えてほしい

「封筒の話は一切しない
説明会」で伝えていること

福島社長

「福島封筒が本格的に新卒採用に取り組み始めた頃、僕はある決断をしました。それは、会社説明会で封筒の話は一切しないということです。

始めた当初は、新卒イベントで、1回あたり40人の学生を6回、7回と迎え入れていました。そこで僕が伝えたのは、封筒のスペックでも事業内容でもなく、『どう生きるか』という話でした。

最初に『今日、封筒の話はしません』と伝えたうえで、目標と目的の違い、働くとは何か、そして誰と働くかがどれだけ大事か──そんな話をしたんです。僕という人間を見て、話を聞いて、『この人と一緒に働きたい』と思ってくれた人だけが、次の選考に進んでくれたらいいと思っていました。

イベント後のアンケートでは、説明会に参加してくれた学生の8割以上が『次も聞きたい』と答えてくれました。封筒の話をしなかったことで、逆に『この会社、なんかいいな』と思ってもらえたのだと思います。それは、僕にとって大きな学びでもありました。」

「自分より優れた人と働けるか」が、経営者としての
器だと思う

「最近、松下幸之助さんの本を読んで、とても印象に残った言葉があります。それは、『社長に必要な能力は何か?』という問いと、それに対して書かれていた答え──『自分より優れた人と働けるかどうか』というものです。

これを読んだとき、『ああ、確かにそうだな』と思いました。有能な人は、口だけの社長や、成長しようとしない上司の下では働きたくない。だから、自分が人を動かす立場にいるからこそ、自分自身が常に学び続け、磨かれ続ける存在でなければいけないと思っています。「自分よりすごい人と一緒に働きたい」「その人たちが活躍できる会社をつくりたい」。それが、今の僕が社長として立っている理由です。」

学ぶこと、挑戦することは、
特別なことじゃない

福島社長

「僕の好きな言葉で、〈明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。〉という、ガンジーの言葉があります。学ぶこと、挑戦することって、特別なことじゃない。むしろ“毎日ちょっとずつ変わっていくこと”こそ、人生を楽しくしてくれるのだと思っています。

僕自身も、まだまだ成長の途中です。封筒の未来も、会社のカタチも、今とはきっと変わっていきますが、どんな未来でも「共に成長し、共に成功する」という僕がずっと大切にしている姿勢だけは変えません。

成功って、人によって意味が違うと思うんです。お金だったり、やりがいだったり、仲間だったり。でも、どんな成功も“成長の先”にしか見えてこない。福島封筒は、封筒をつくる会社ではありますが、本当に目指しているのは、人と人をつなげることです。誰と働くかを大切にできる場所なので、これを読んでいるあなたが、もし今何をしたいのか分からなくても、福島封筒に来て、一緒に少しずつ“変わっていくこと”を楽しんでもらえたらうれしいです。」

メディア監修
株式会社福島封筒
株式会社福島封筒
機械が好き・話すことが好きな人が
活躍できる専門会社

都内では珍しく大規模な生産設備を持つ「福島封筒」は、機械操作が得意な方も、コミュニケーション力を活かして未経験からチャレンジしてみたい方も、それぞれの強みを発揮できる会社です。

製造と営業が連携し、企画から発送までを内製化できる高い専門性が評価され、大手企業や官公庁をはじめ、全国のクライアントから厚い信頼を寄せられています。

※お電話(03-5392-2661)での問い合わせは、
当メディア「FuLAB(ふうらぼ)を見た」と
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福島封筒 正社員採用情報

「製造職」採用情報

雇用形態 正社員
勤務時間 実働時間:1日あたり8時間(シフト制)
【日勤】8時45分~18時/
【夜勤】20時45分~翌6時
休日休暇 週休2日制(土日)、祝日、夏季休暇・
年末年始休暇、慶弔休暇、有給休暇
給与 月給22~30万円

※2025年7月調査時点の情報です。

「営業職」採用情報

雇用形態 正社員
応募条件 大学卒・大学院卒以上、
普通自動車第一種免許(AT限定可)
勤務時間 8:15~17:30(実働8時間)
休日休暇 週休2日制(土日)、祝日、夏季休暇・
年末年始休暇、慶弔休暇、有給休暇
給与 月給23〜25万円

※2025年7月調査時点の情報です。

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株式会社福島封筒

福島封筒では現在、営業職・製造職の中途採用を強化しています。経験の有無にかかわらず、意欲のある方を歓迎しております。「仕事内容や働き方を詳しく知りたい」という方も、まずはエントリーフォームよりご連絡ください。

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『FuLAB(ふうらぼ)』は、未経験から何か一つの分野を専門的に極めたいと考える人に向けて、「封筒製造」に関わる仕事内容と働く魅力を伝えるメディアです。「ものづくりに関わる仕事」「営業にチャレンジしてみたい」という皆さんを応援します。